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幕間のメモ帳

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2008年 06月 22日

歩くことについて

日々の生活にウォーキングを取り入れているが、歩いていて思ったこと。
歩くことについて_d0003835_133528.jpg


ゆっくり歩いている時、体重が足にのって膝の辺りに抵抗を感じる。

少し速度を速めると、膝の負担がなくなり、腰から下が車輪が回転するように加速する。

さらに速くしようとすると、後ろから腰を押すような負荷を掛けている。

もっと速くしようとすると、今度は背中を後ろから押す意識がうまれ、上体がやや前傾になる。

膝をゆるめ、上体が前傾になる状態―

今度はからだはその加速をしたときの状態のまま、実際の速度はゆっくりにしてみる。

おお!これは、能のスリ足をしているときと、同じだ!

からだの中に加速しようとする力とブレーキをかけようとする力がうまれ、速いのに遅い、遅いのに速い、不思議な気分になる。

たとえばそれは、光速宇宙船に乗っている感じか・・・。

(双子の兄弟の一人を光速ロケットに乗せて宇宙旅行をさせ戻ってくると、地上にいた兄弟は、宇宙に行っていた兄弟よりも老けているという、アインシュタインの相対性理論・・・聞きかじり・・・)

変速で歩行を繰り返す私を、地上を行き交う人たちは、宇宙からやってきた変人を見るような冷たいまなざしを向け通り過ぎていった。
歩くことについて_d0003835_1385023.jpg


by yugikukan | 2008-06-22 12:58 | 日記


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