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幕間のメモ帳

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2010年 11月 19日

稽古前の儀式

【観劇作品】

11月18日(木)アトリエ・センターフォワード公演『中庭にリング』作/演出:矢内文章 於:シアター風姿花伝 

11月20日(土)千賀ゆう子企画公演『霜月 秋も ふかまりて・・・-即興的演劇的文学的!?上演-』構成・演出:千賀ゆう子 出演:加藤翠、木舘愛乃、木下祐子、清水周介、千賀ゆう子、村松真理子、田村泰二郎 チェロ:入間川正美 於:ストライプハウスギャラリー


21日(日)『真景累ヶ淵』の取材で、茨城県常総市へ。
到着
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そもそも累伝説とは
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これがお墓です
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お寺の裏の藪をぬけると鬼怒川、ここが累ヶ淵か
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住職さんに本堂に案内され累と助ときくの像に拝ませて頂きました。累ヶ淵に限らず、「かさねもの」をやる方は、皆訪れるそうです。最近も市川団十郎さん、尾上菊五郎さん、吉田蓑助さんらが訪れたそうです。

水海道駅近くの糀屋で昼食。ここは『累ヶ淵』にも出てくるお店。300年の歴史があるそうです。
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東京まで戻ってから、足を伸ばしついでに、日暮里の全生庵に行き、圓朝さん、山岡鉄舟さんのお墓にもお参りを致しました。

# by yugikukan | 2010-11-19 01:45 | 日記
2010年 11月 18日

新内デビュー

10月30日(土)俳優座稽古場発表会『ゴルトベルグ変奏曲』作:ジョージ・タボーリ 演出:仲村崇 出演:渡辺聡 ほか 於:俳優座稽古場

10月31日(日)タイプスプロデュース公演『ここだけの話・燃えろ!北の恋』作:佐藤五月 演出:ぱくぱんいる 出演:新本一真 加藤雅也 ほか 於:銀座みゆき館劇場

11月4日(木)『らくご落語』出演:桂右團治 ほか 於:俳優座劇場 

11月5日(金)『吉村桂充舞の会』於:紀尾井小ホール 

11月6日(土) ラヴィニア公演『「日々の暮し方」との暮し方』脚色・演出:高円寺圭子 出演:橋本千佳子 ほか 於:ウッディシアター中目黒

11月11日(木)劇団大樹公演『マダムグラッセの家』作:み群杏子 演出:平野智子 出演:河野誠一 ほか 於:てあとるらぽう

11月12日(金)俳優座公演『三屋清左衛門残日録~夕映えの人』台本・演出:安川修一 於:板橋文化会館大ホール

11月13日(土)鶴賀若狭掾演奏会 新内』於:御苑劇場



★来年の遊戯空間公演『真景累ヶ淵』の上演台本がやっと完成した。急ピッチでキャスティングを進めているが、大変魅力的な俳優さんが集まってくれて、稽古が楽しみです。

★11月3日、日本橋劇場にて「西崎流 悠紀の会」の新内賛助出演で、新内デビュー致しました。はじめてからわずか5ヶ月での舞台、なかなかスリリングでしたが、新内の道の第一歩を踏み出した充実感がありました。三味線演奏と「蘭蝶」の語りを披露しました。

新内は独特の節回しがありますが、それはとても官能的です。そして、語りはとてもドラマチッック。演目も能狂言、歌舞伎、から近代文学までも網羅した幅の広さも魅力的です。

三味線の演奏はやはりうまくいきませんでしたが、先輩との合奏だったので、危ないところは、エアギターならぬエア三味線で乗り切りました。観に来て下さった方からは、普段見られないほどの緊張の面持ちだったようで、笑えたと言われました。
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日舞で出演の専修欣子さんと

# by yugikukan | 2010-11-18 01:24 | 観劇
2010年 10月 17日

毎週本番!

9月25日(土)青葉乃会公演『能舞 相聞』『狂言 因幡堂』『能 野宮』出演:梅若玄祥、善竹十郎、柴田稔ほか 於:宝生能楽堂 

10月2日(土)演戯団コリペ street THEATER troupe公演『屋根裏の床を掻き毟る男たち』作:金志勲、演出:李允珠 於:タイニイアリス 

10月10日(日)演劇集団円公演『シーンズ フロム ザ ビッグ ピクチュアー』作:オ-ウェン・マカファーティー、演出:平光琢也 於:紀伊国屋ホール



9月17日(金)~20日(月)まで岐阜県中津川にて、演出者協会主催の「演劇CAMP in 中津川」に参加する。18日(土)は、恵那文楽vs日本演出者協会選抜チーム 地歌舞伎に挑戦!『絵本太功記』を上演、文楽とのコラボレーションを演出する。
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写真=横田敦史

9月24日〈金〉は、講師をしているクラスの半年間の成果を発表する会で、三島由紀夫作『近代能楽集 邯鄲』を上演する。

9月28日〈火〉より10月3日(日)まで、韓国から演出家イ・ユンテク氏が来日、演出者協会主催でワークショップが開催され運営に携わる。

# by yugikukan | 2010-10-17 10:50 | 日記
2010年 09月 06日

まだまだ暑い日が続きます

【今週の観劇作品】

9月2日(木)東京演劇集団風公演『瀕死の王様』作:ウジューヌ・イヨネスコ 演出:ペトル・ヴトカレウ 於:レパートリーシアターKAZE 

9月3日(金)心日庵+SYMBION公演『舞浜・角谷町・駅前通り』作・演出:菊池一寛+たんじだいご+倉持一裕 於:中野ザ・ポケット 

9月4日(土)ミームの心臓公演『ヴィジョン』作・演出:酒井一途 於:神楽坂die pratze

9月5日(日)日本演出者協会主催 近代戯曲研修セミナー『一人と千三百人』作:平澤計七 演出:矢内文章 『骸骨の舞跳』作:秋田雨雀 演出:瓜生正美 於:中野あくとれ


高校生の映画祭「映画甲子園」の審査委員になる。
去年の入賞作品を見る。
ものすごく面白い!

# by yugikukan | 2010-09-06 02:09 | 観劇
2010年 08月 30日

夏休み

ほぼ二ヶ月ぶりのブログ更新となってしまいました。

まさに夏の休みとなってしまったわけです。

芝居はそこそこ観ておりました。

新内も少しづつうまくなっております。7月の下旬に師匠とメンバーの皆さんに入門の歓迎会をやって頂いたのですが、その席上で11月3日の発表会に出ると宣言してしまいました。日本橋劇場で、三味線演奏と『蘭蝶~四谷~』を語ります。謡と違って高い声を出します。なかなか難しいけれど、面白いです。

芝居仲間と「いたばし花火大会」に行きました。会場に向う途中、足に荷物を落としてしまい、足のこうが腫れ上がるというアクシデントもあったりしましたが、なかなか花火はきれいでした。

そして八月お盆の頃二週間あまりは、何と言っても缶詰状態で来年の公演の台本を書いておりました。(何とか第一稿完成)タイトルは『隅田川の線香花火』といいます。三遊亭圓朝とその息子朝太郎の物語です。来年4月に上演します。乞うご期待。

8月19日は遊戯空間の女優青木雪絵を偲ぶ「雪幻会」でした。今年も昨年と同じ池袋の韓国家庭料理屋「自起屋」で行い、藤田三三三、菅野かおる、荒井純、増山浩一、渕野陽子、岩佐鶴丈、宮内勝、笠井賢一(敬称略)と雪絵にゆかりのある面々が集い、献杯しました。

現在、9月18日に岐阜中津川の歌舞伎小屋で上演する『絵本太功記』の演出をしております。
これは演出者協会の企画ですが、中津川市には地歌舞伎小屋が三つあり、歌舞伎保存会が5団体もあるという土地で、昨年から演出者協会で「演劇camp in 中津川」というのをやっております。
ワークショップあり、レクチャーあり、芝居あり、パフォーマンスありのごった煮状態のお祭りです。
その歌舞伎小屋で地元の伝統芸能の方(去年は歌舞伎、今年は文楽)の方たちとのコラボレーションを致します。
題して、地歌舞伎挑戦!『絵本太功記』恵那文楽保存会vs日本演出者協会選抜チーム です。
昨年の『白波五人男』に続き、今年のお題は『絵本太功記』です。これはかの明智光秀の最期の十三日、本能寺の変で織田信長を討った後、殺されるまでを、一日一段づつで描いています。
有名なのは十段目ですがそこは文楽でやり、私たちは、発端、一段目、二段目、十三段目という文楽や歌舞伎でも近年上演が行われていない部分に取り組みます。
勉強のために出演メンバーと数度、国立劇場の視聴室で文楽『絵本太功記』を鑑賞しました。過去のビデオを見ているうちに、一段目、千本通りの段、十三段目がほとんど上演されていない事を知りました。
なぜ上演されないのか。明智光秀という人物を信長という暴君を打倒した英雄ととらえるか、主人を殺した不忠のものとしてとらえるかによって、ドラマの印象ががらりと変わりますが、江戸時代や昭和の戦前など、どんな人物だろうと主人を裏切ることなどもってのほか、主人を討った者は罰を受け悲惨な目にあうということを大衆に喧伝しようとしていたのでしょう。
しかし原作の『絵本太功記』には、明智光秀(劇では武智光秀)は、信長にさんざん辱めをうけ、家族の怨嗟の声に立ち上がった一種のヒーローとして描かれています。


【今夏の観劇作品】

7月9日(金)いっそ・ふらぼん公演『楽屋』作:清水邦夫 演出:山下晃彦 出演:おくやまひろこ ほか 於:銀座みゆき館劇場

7月10日(土)千賀ゆう子企画公演『語り 心中天網島』作:近松門左衛門 出演:加藤翠、千賀ゆう子 於:ストライプハウスギャラリー

7月10日(土)劇団美醜公演『リア王』作:シェイクスピア 演出:李ビョンフン 於:新国立劇場

7月22日(木)椿組公演『椿版 天保十二年のシェイクスピア』作:井上ひさし 演出:西沢栄治 於:花園神社境内特設ステージ 

7月24日(土)テラ・アーツ・ファクトリー公演『ヒロコ』集団創作 構成・演出:林英樹 於:d-倉庫

7月24日(土)『リデンプション~つぐない~』作:ジャアンナ・マレー・スミス 翻訳:家田淳 演出:小林拓生 

7月25日(日)俳優座LABO公演『ブレーメンの自由』作:R・W・ファスビンター 翻訳:渋谷哲也 演出:堀越大史 出演:荒木真有美 脇田康弘 ほか 於:劇団俳優座稽古場

7月31日(日)TYPES公演『Macbeth』作:シェイクスピア 翻訳:小田島雄志 台本構成・演出:ぱく・ぱんいる 出演:新本一真、松原ひろの、立石幸博、加藤雅也、柳鶴英雄 ほか 於:シアターモリエール

8月6日(金)ユニークポイント国際共同プロジェクト『通りゃんせ』作・演出:山田裕幸 出演:洪明花、金世一 ほか 於:座・高円寺

8月21日(土)千賀ゆう子企画公演『平家を語る』構成・演出:千賀ゆう子 出演:加藤翠、木舘愛乃、木下祐子、清水周介、千賀ゆう子 楽士:水野俊介(五弦ウッドベース)於:ストライプハウスギャラリー

8月27日(金)THEATER THEATER presents『赤色エレジー』作:別役実 演出:林次樹 出演:田中龍、橋本千佳子、南保大樹 ほか 於:シアターブラッツ


# by yugikukan | 2010-08-30 02:57 | 日記