幕間のメモ帳

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2005年 06月 29日

ベルリナー・アンサンブル公演「アルトゥロ・ウイの興隆」

28日(火)、ベルリナー・アンサンブル「アルトゥロ・ウイの興隆」新国立劇場、観る。

ハイナー・ミュラーの最後の演出作品ということもあって、大いに期待したが、やや大味な印象。演出が会場のサイズにあっていないような気がした。ミュラー本人が存命だったら、果たしてこのままの状態で、上演していたのかどうか疑問。

ウイ役のマルティン・ヴトケ氏の演技が最高だった。アニマル、パントマイム、ヌード、そしてあの独特の声。あらゆる表現で、ウイを立体化する。老俳優の演技指導でヒトラーにコーディネイトされていくシーンが、グロテスクなユーモアに満ちて楽しかった。老俳優のセリフ「シェイクスピアがいなかったら、今頃ブロードウェイで活躍していたはず」に苦笑。

ロビーでは、開演前と終演後にヒトラーもどきが演説をしている。ウイは、ヒトラーは、私たちの隣にいるのだ。

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by yugikukan | 2005-06-29 00:11 | 演劇 


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