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幕間のメモ帳

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2011年 03月 29日

3月11日金曜日午後2時46分以後

【最近の観劇作品】

2月19日(土)わらび座公演 『カンアミ伝~血と祈りの花~』演出:中村哮夫、作・作詞:高橋知伽江、美術・衣装:朝倉摂、音楽:飯島優、於:シアター1010

2月26日(土)劇団銅鑼公演『カタクリの花の咲く頃』作:栗木英章、演出:山田昭一、於:俳優座劇場

3月12日(土)劇団東演公演『ハムレット』作:シェークスピア、演出:ベリャコービッチ、於:本多劇場 

3月13日(日)佐々木梅治一人芝居語り公演『にんじん』作:ジュール・ルナール、出演:佐々木梅治、於:板橋グリーンホール 

3月14日(月)フォーシーズン公演『紙屋悦子の青春』作:松田正隆、演出:西方昴、於:武蔵野芸能劇場

3月16日(水)三月大歌舞伎・中村歌右衛門追善『恩讐の彼方に』『伽羅先代萩』『曽我●侠御所染』於:新橋演舞場

3月26日(土)流山児事務所『卒塔婆小町』作:三島由紀夫、演出:北村真実、於:Space早稲田



時代は新しくなった。新しくなどというと何か輝かしい印象を持ってしまうのだが、今のところそうではない。むしろ不安に満ちた幕開けだ。

3月11日夕方、先まで稽古をしていた生徒(といっても御歳85歳のご婦人お二人)を自宅まで送り届けるべく車を出したが、都内の道路は大渋滞。歩道は帰宅難民で溢れかえり、道路の自動車は走行するのではなく、さながら路上駐車しているような停滞。2時間程度を考えていた行程は結局9時間だった。

地震直後から、電車はすべて止まり、携帯電話、メールも不通になった。

テレビでは、地震に伴う津波の信じられない様子がまるで映画でも見せられているような具合に次々に流れてくる。

そんなおり、震災翌日からなぜか劇場に足しげく通う。

漠然とした不安のなかで、この目で確かめてみたかったのかもしれない。

演劇は行われているのか。

演劇はどうなってしまうのか。

余震におびえながらの観劇だった。


演劇は行われていた。

どの劇場にもお客はほとんど来ていなかったが、そこには舞台から役者が登場し、台詞をはいた。そして動いた。


現在稽古をしている作品2本のために稽古場にも行った。

そこには俳優が集まってきていた。

そして稽古はいつものように始められた。


しかしこれからの劇場は、どうなるのか。

演劇をどう作ればいいのか。

新しい時代の中で。

by yugikukan | 2011-03-29 10:34 | 日記


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