2011年 05月 18日
詩×劇公演を控え、一度行かなくてはと考えてた南相馬行。 しかし、「公演のため」という但し書きのついた被災地訪問には、後ろめたいものがあり、躊躇していた。 いったいこの事態を表現者としてどう受け止め、そしてどういったことが表現可能なのか、考えていた。 東京に住む私に南相馬市を語る資格などあるのか。 そんな折、南相馬に住むかつての生徒から連絡があった。 快活な奴だったが、その元気がなく、風邪をひいたといっていても、どうもそればかりではないような気がした。 電話で話した後、私と話して「元気が出た」とメールがきた。 「詩の礫」を読み、感動したとも。 東北の災害を考えるに私に出来ることはあまりにも小さい、ないに等しい。 しかし、そこにいる不特定多数の方々には無力であっても、知人ひとりは勇気づけることぐらいなら出来るのではないか。 ともかく行ってみよう、南相馬へ。 「今私が行くと観光になっちゃうよ」 「観光でもいいから来てほしい」 「わかった、じゃあとにかく行ってみる」 というわけで日曜日の早朝、わが愛車ワゴンRで遠路、福島南相馬市へと向かう。
by yugikukan
| 2011-05-18 07:18
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