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幕間のメモ帳

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2010年 01月 25日

今週はやや飲みすぎでした

1月18日(月)楽天団プロデュース「ウーマンズ・アイズ」
脚本:ルイス・ナウラ 演出:和田喜夫 於:スタジオあくとれ

1月24日(日)桐朋学園芸術短期大学専攻科演劇専攻終了公演「私の下町ー母の写真」
作・演出:福田善之 於:座・高円寺


3月に行われる日本演出者協会主催「近代戯曲研修セミナー」で泉鏡花の「山吹」を演出させて頂くことになった。さらに鏡花執筆後50年間上演されていなかったこの戯曲を初演出した中村哮夫さんに、アドバイザーとして演出の協力をしていただける事になった。出演者も実力のあるメンバーが集まった。新年早々気持ちの引き締まる思い。二本立てのもう一本は、青井陽治さん演出の「湯島の境内」。鏡花作品が二本並ぶ今回のリーディング。ぜひ成功させねば。

今にはじまったことではないが、最近、特になっていることは、人々の携帯電話依存症。電車やバスではちょっと目にあまるものがある。先に「ゲーム脳」なんてことが取りざたされたが、それはいいとして、もう少し他人の視線を気にするべきだろう。そこにいるということは、それだけで他者に対して何らかの影響を与えているわけで、社会的なことなのです。

by yugikukan | 2010-01-25 00:00 | 日記
2010年 01月 18日

一度ならず 二度までも・・・

1月11日(月)俳優座公演「どん底」原作:マキシム・ゴーリキー 脚本・演出:安川修一 於:紀伊国屋サザンシアター

1月14日(木)歌舞伎座さよなら公演「寿初春大歌舞伎 夜の部」一、春の寿・・・梅玉、福助、雀衛門 二、菅原伝授手習鑑 車引・・・芝かん、吉右衛門、錦之助、錦吾、幸四郎、冨十郎 三、京鹿子娘道成寺・・・勘三郎、団十郎 ほか 四、与話情浮名横櫛 木更津海岸見染の場 源氏店妾宅の場・・・染五郎、福助、錦之助、錦吾、弥十郎、歌六

1月16日(土)大衆演劇「市川千太郎夢舞台」於:浅草 木馬館


俳優座公演は、六本木と思い込み俳優座の前に到着したものの、違う演目。慌てて新宿に向かう。
三日後、海老蔵、右近の「伊達の十役」を見ようと新橋演舞場へ。あらかじめ予約していたチケットを持って席に案内してもらおうとすると、「これは歌舞伎座ですね」と言われ、チケットを見ると本当に歌舞伎座公演になっている。インターネットで予約する際、どこをどう間違えたか、歌舞伎座のチケットを取ってしまった。仕方なく、歌舞伎座へ。三階席の上の方に随分空席が。やはり、歌舞伎ファンは、演舞場に流れているようだ。もうあとの祭りで、演舞場はソールドアウト。

先週は、新劇、歌舞伎、大衆演劇とさまざまジャンルの舞台に触れました。役者、演目、舞台、観客、それぞれに独自のものがあり、さまざまな要素の絡み合ったところで成立する演劇の多様性をみた気がしました。

by yugikukan | 2010-01-18 00:00 | 日記
2010年 01月 11日

日本の近代戯曲研修セミナー開催

9日(土)日本演出者協会主催「日本の近代戯曲研修セミナー」於:芸能花伝舎

 リーディング1「和泉屋染物店」作:木下杢太郎 演出:ふじたあさや 
        出演:小竹伊津子 伊余田笑子 松村佐世子 宇夫方路 瓜生正美 
        中西和久 高山正樹 流山児祥 三味線:宮越圭子
 リーディング2「釣堀にて」作:久保田万太郎 演出:中村哮夫 
        出演:伊藤克 佐川和正 一柳みる 名越志保 戌井市郎 宮田慶子
 シンポジウム「近代戯曲を読むということ」
        パネラー:戌井市郎 瓜生正美 中村哮夫 ふじたあさや 宮田慶子 
        山泉進 流山児祥 進行:佐々木治己
 

このセミナー開催には、個人的ないきさつがありまして、感慨ひとしおでした。
というのも、この企画はもともと、わが師観世榮夫の発案でした。2006年冬、手術で入院している先生のお見舞いに行った際、この企画の具体的なアイデアを話されるのをメモしました。真意は測りかねるものの、病床に伏したまま必死に話される先生を見て、これは実現しなければならないと痛切に感じ、ヒデオゼミの仲間や能楽プロデューサーの荻原達子氏などとこつこつ話を温め、やがて話が発展し、日本演出者協会が主催し、早稲田大学の演劇博物館も協力してくれる事になって、いよいよ2007年に始まる予定でしたが、始動する直前に荻原達子氏と榮夫師の急逝により、頓挫しました。それが、この日にようやく陽の目をみたのです。

わが師が、近代戯曲の見直しに晩年とてもこだわっていたことの真意は、今となっては確かめようもありませんが、閉塞感の増す現代社会、その中で生れる現代演劇は如何にあるべきか、大きなヒントが隠されていそうです。先生は、大きな課題を残していってくださったのだと思います。

シンポジウムの中で、とても示唆にとんだ発言がありました。

「近代劇として現在も上演されているものは舞台言語=独特の文体をもっている」例えばそれは泉鏡花であり、久保田万太郎であり、岸田国士であり、また、現代劇においても、別役実などがそこに含まれるのだと思いますが、文体を持つ、つまり意味を伝達するだけにとどまらず、選ばれ吟味されつくした言葉には生命力があるということでしょう。明治期の劇作家で今も上演され関心を維持しているのは、主に詩歌にも活躍の場がある人、つまり、言葉を磨くという事も課題としていた作家とうことでしょうか。

また、リーディング稽古中に現在使われていない言い回しを改変してもいいのかという問題も生れたそうですが、実際に現在の自分にとって言い易い日常語に語尾などを直してみると、体への摩擦がなくなり、逆に違和感が生じてしまう、書かれた文体の通りだと、身体が刺激を受けて別世界へ誘ってくれるようだったという報告もありました。
それは、遊戯空間でもこだわり続けている課題で、例えば現代詩の公演などでは、俳優の身体をどう劇的に非日常へシフトしていくか、ということにおいて、できるだけ作家の作った言葉、文体にこだわりそこから呼吸、感覚などを探っていく、ということ作業に繋がります。

古典劇・近代劇へのアプローチは、まだまだ始まったばかりです。これからの展開が楽しみです。
因みに日本演出者協会の近代戯曲研修セミナーの次回の開催は3月上旬です。

by yugikukan | 2010-01-11 00:00 | 日記
2010年 01月 04日

新年

明けましておめでとうございます。
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今年も戸田橋から見た初日の出です。

3日(日)前進座公演「出雲の阿国」原作:有吉佐和子 脚色:津上忠 演出:鈴木龍男 主演:妻倉和子 於:前進座劇場
妻倉和子さんの熱演光る。

by yugikukan | 2010-01-04 17:48 | 日記